40年前私達の抱擁を優しく見守ってくれた思い出の海は少しも変わっていませんでした
結婚して40年を迎えます。子供達もとっくに自立してそれぞれの家庭を築き、何人からの干渉もない二人暮らし。そんな変化も不便もない生活。たまに孫が遊びに来たときに賑やかになるだけ。静かな暮らしを続けて、人生の晩年を迎えようとしています。
でも夫に対しては一抹の不安を抱いていました。別に不満があるわけではないのですが、お互いにかわす言葉が少ない生活に不安を感じていました。
(この人は、もう私の事など愛していないのかしら…)
そんな感傷を抱いていたときです。商店街の福引で温泉旅行が当たって、夫を誘って温泉旅行に来ていました。夫婦だけの旅行なんて、いったい何十年ぶりでしょうか。
その場所は私達が知り合って間もない頃に行った伊豆の温泉地。懐かしい海岸に出て、二人で海を見つめていました。ても無言の夫。
(あなた、忘れてしまったの?ここは思い出の場所だってことを・・・何か言って・・・)
すると私の心が伝わったのか、夫が口を開きました。
「街並みはずいぶん変わったけど、伊豆の海だけは40年前と少しも変わってないな。」
「ひとつも覚えてないかと思った。覚えててくれて嬉しい。」
「忘れるわけないじゃないか。あたり前だろ。」
私達は40年目と同じ場所で、同じ様に抱き合い接吻したのです。
それからも歩き疲れた脚を気遣ってくれる夫。夫婦で一緒にお風呂に入るなんて、何十年か振りで、ちょっと恥ずかしい。お互いに裸を見たら興奮しちゃって、久し振りのセックスが思わず激しくなってしまったとき
「かあさん、心臓大丈夫?」
真っ最中に言う言葉じゃないけど、それも不器用な夫らしい。笑っちゃうけど、こんな優しい言葉、夫の口から何年ぶりに聞いただろう・・・?
「人生これからですよね・・・お父さん。」
「そうだね・・・これからもよろしくね、お母さん。」
でも帰り際にお土産をあれこれ選んでいる私。いい加減うんざりして立って見ているだけの夫。すでに日常の生活に戻っている二人でした。
思い出の場所を訪れ夫婦の絆を取り戻した黒崎礼子さん
黒崎礼子関連記事:
若い人のエッチ真似しちゃ身体痛めるからね 歳相応に 無理しちゃいけないね
古希になりましたけど お茶飲み友達とのセックスを楽しんでいます 濃厚です
銭湯の女将さん 女将さ~ん時間ですよ~! 黒崎礼子 とある下町の銭湯を切り盛りする女将・礼子。いつまでたっても元気な彼女は、庶民の憩いの古希熟女。盛んな性欲のせいで仕事に身が入らない三助にフェラ抜き、湯船で湯だって倒れた若者には看病&火照った体を長ましセックス!さらに客たちが入り乱れての老体弄り…!夕焼けに映える下町、情緒溢れる古びた銭湯。そんな憩いの場所に今日も集まる庶民たちと古希女将が繰り広げる昭和モダン純情エロドラマ。
- 関連記事
-
テーマ:愛し方・愛され方 - ジャンル:アダルト
|